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生飯投げ(さばなげ)

3月1日から14日に修二会が行われているが、その一連の行事で「生飯投げ」がある。先日見損なったのでまた二月堂に行った。修二会とは正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言う。二月堂のご本尊が十一面観音菩薩であり、そのご本尊にわれわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、懺悔(さんげ)することを意味する。練行衆(この法会をおこなう僧侶)が我々の代わりに、鎮護国家、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を祈願する。「不退の行法」といわれ、752年に始まって今まで一度も絶えることなく、連綿と今日に至るまで引き継がれて今年で1267回目になる。
「生飯投げ」とは人々のためだけでなく鳥・獣にも慈悲を施すという意味がある。食事後残ったご飯を閼伽井屋の屋根に投げる。ほとんどはカラスが咥えていく。今日は「お水取り」に使う「籠松明」が食堂の壁に立てかけてあり(他に置く場所がないのか)ご飯を投げにくくなっていて、竹にぶつける場面もあった。余談だが「松明」は竹の先にヒバの葉を巻き付けている。なぜ松の明かりというのかと訝ったが、ヒバの中に松の木を何本も差し込んであるらしい。二月堂には鎮守神である興成神社・飯道神社・遠敷神社が祭られており、遠敷神社が二月堂に上堂するするところにある。練行衆はその神社に柏手を打ちながら上がっていった。僧侶が柏手を打つのは神仏習合の表れである。
「生飯投げ」を見て満足して帰る途中、若宮神社周辺の参道沿いにある八重のツバキ「若宮ツバキ(カーネーションツバキ)」が5輪ほど咲いていた。もう春だ!
s-食堂に向かう練行衆

食堂に向かう練行衆

s-生飯投げをする練行衆

生飯投げをする練行衆

s-柏手を打つ練行衆

柏手を打つ練行衆



s-籠松明

籠松明



若宮ツバキ

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No title

昨日(3/17)飛火野へ行ってきたよ
イヌガシと馬酔木が満開でとても綺麗でした

Re: No title

> 昨日(3/17)飛火野へ行ってきたよ
> イヌガシと馬酔木が満開でとても綺麗でした

これからいろんな植物が開花します。楽しみですね!
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