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雨の飛火野

12月20日ならなぎ例会は曇天となり、終了の2時間前くらいからポツポツと降ってきた。本日は忘年会があるので少し早く終えたいことがあり、だんだん畑は省略した。12月18日に「春日若宮おん祭」が終わったが、そのあと始末をしていた。植物は冬季に入り、実もほとんど残っておらず、冬芽の観察が主体だ。雨と寒さで早足で東屋に戻り15時終了した。
s-カラタチ 飛火野181220

カラタチ

s-キヅタ 飛火野181220

キヅタ


s-カマツカ 飛火野181220

カマツカ

s-アセビ 飛火野181220

アセビ


s-カーネーションツバキ

カーネーションツバキ

s-若宮の御祭りあとの祭り

御旅所あとの祭り


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開山堂開扉

本日12月16日は東大寺初代別当良弁僧正の命日で開山堂が開扉され、また法華堂にある良弁僧正念持仏の執金剛神立像を拝むことが出来る。まず法華堂に多くの参拝客と並んだ。初めて執金剛神立像を拝んだ像高は173cmあり口を開いて今にも怒号が響き渡る凄まじい勢いが感じ取られた。1300年以上前に造られたと思われないほど今にも動き出しそうな感を受けた。一部鮮やかな色が残っている。良弁僧正がこの神に祈っている時、光が聖武天皇に当たった事で有名である。同堂にある不空羂索観音像は何回も拝観していつも感銘を受けるが、この金剛さんも小さいながらも迫力一杯である。次に開山堂を訪れた。すぐそばにありここも列をなしていた。お堂も良弁僧正像も国宝である。言い忘れたが法華堂にある像もすべて国宝国宝だらけだ。列が並んでいてお堂に入るまで時間があり、じっくり植物を見る事が出来た。センリョウ、マンリョウ、シキミ、カリンそしてのりこぼし(?)など。入堂してすぐに良弁僧正坐像がおられ、裏に回った反対側に実忠和尚像がおられた(江戸時代造像)。年に一度の開扉、じっくり堪能して終わった。
執金剛神立像

執金剛神立像

不空羂索観音像

不空羂索観音立像


良弁僧正

良弁僧正坐像

s-開山堂

開山堂


s-開山堂裏から見た景色

開山堂裏から見た景色

s-のりこぼし?開山堂181216

のりこぼし(?)


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ふたつの時代がつながる旅 -初冬の研修旅行-

ならなぎ歴史文化グループの主催で、東大寺大勧進職として、源平の争乱で焼失した東大寺の復興を果たした重源上人の足跡をたどって、総勢27名で山口へ研修旅行に出かけた。東大寺盧舎那仏建立に必要な銅を採掘した銅山にも立ち寄った。コースは下記の通りだ。
*日時  2018年12月9日(日)・10日(月)・11日(火) 二泊三日
*集合  12月9日  新大阪駅3階千成瓢箪 8時20分
*日程  12月9日  新大阪駅8時42分発のぞみ3号乗車→新山口駅10時34分                          
             長登銅山→松下村塾→萩城下町→萩観光ホテル
      12月10日 ホテル8時出発→笠山→萩周辺→昼食(長門市)→
             元乃隅稲成神社→角島→ユウベルホテル松政
      12月11日 ホテル→瑠璃光寺→重源の郷(見学・昼食)→南大門等→
         新大阪着18時38分着*解散

長登銅山[日本最古の銅山跡]
長登銅山跡は、奈良時代から昭和35年まで採掘された銅山ですが、奈良時代から平安時代にかけて国直轄の採銅所[長登採銅・製錬官衙]が置かれ、約200年以上にわたって大変栄えた。長登字大切の山中から数片の須恵器が採集され、長登銅山跡が古代にさかのぼる日本最古の銅山であることが判明した。また奈良東大寺大仏殿西隣の発掘調査が実施され、この時出土した青銅塊の化学分析の結果、奈良の大仏創建時の料銅は長登銅山産であったことが実証された。(出典文化交流館)

長登銅山Ⅱ

緑色が銅

長登銅山Ⅲ

銅山内


野谷石風呂[野谷石風呂]
重源上人は東大寺建立の勧進役となり、資金を工面するばかりでなく、資材の調達のため、現在の山口県にある徳地まで出向いて指揮をとった。そのおり、労働者の憩いのために石風呂を多数造った。この野谷石風呂もそのひとつである。重源の郷では石風呂を体験できる


長大な木材を運ぶため、佐波川を利用したが、大きすぎて困難を極めた。勧進役を遂行するため多くの知恵を出したが、そのひとつが「佐波川関水」である。水深の浅い箇所に水を堰き止めて円滑に木材が流れるようにした。

岸見の石風呂Ⅱ

岸見の石風呂

佐波川関水

佐波川関水


法光寺[法光寺]
重源上人が周防国に下向された時の拠点として創建した。当時は蓮台山安養寺と号した。その後改号して法光寺となっている。ご本尊が木造阿弥陀如来坐像であるが、東大寺南大門の仁王様の用材がこの如来様の年輪パターンとほぼ一致している。


十三重石塔

重源上人造立十三重石塔

八百回忌記念の五輪塔

八百回忌記念の五輪塔


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ならなぎ 大仏池コース

12月5日ならなぎ例会「大仏池コース」を研修した。雨予報が覆り一転晴れになり行楽日和となった。今年の紅葉も見納めの時期となり随分散ってはいたが、まだ綺麗であり、多くの観光客が写真を撮っていた。ここ2、3日異常気象で温かく最高気温が20℃を超える日となり、植物が勘違いしたのか、ロウバイやアセビが狂い咲きをしていた。15時東屋にて終礼した。
mitorii.jpg

紅葉 みとりゐ池


s-紅葉 北円堂あたり

紅葉 北円堂あたり

s-紅葉 猿沢池あたり

紅葉 猿沢池あたり


s-紅葉 戒壇院あたり181205

紅葉 戒壇院あたり

s-紅葉 みとりゐあたり181205

紅葉 みとりゐあたり



s-ロウバイⅡ 奈良公園181205

ロウバイ

s-アセビ 大仏池181205

アセビ



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