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春日奥山一日コース

5月20日ならなぎの例会は春日奥山コースだ年に2回しか実施されない。自然を熟知している会員がガイドしてくれるが限られている。皆が案内できるように研修が必要だ。奥山勉強チームの奮起に期待
今日のコース   
春日大社本殿→水谷神社→月日亭分岐→春日山道路分岐→若草山山頂→南ゲート
数日前からの以上な暑さから平年並みに戻り、天候も良く快適なハイキング日和となった。近鉄奈良駅前からバスに乗り(乗らなくても良かったと思うが)大仏殿前で降り、春日大社本殿からスタートした。春日山原始林は、1100年以上前に狩猟と伐採が禁止されて以来、春日大社の聖域として守られてきた。国の特別天然記念物に指定されている。人の手により植栽されたものでなく、まさに自生した植物がある。若草山山頂まで細かく観察して行った。日曜日のこともあり、似たような団体が多くあり賑やかだった。山頂駐車場から山頂三重目に到着した。すっきりと晴れわたり素晴らしい見晴らしだった。長い階段を下山して南ゲートで終礼し解散した。15時。

観察木本

オオバヤドリギ果実 若草山 2018-5-20② (002)

オオバヤドリギ写真F氏

s-ムクロジ 奥春日180520

ムクロジ

s-マユミ 奥春日180520

マユミ


s-ニワトコ 奥春日180520

ニワトコ

s-テイカカズラ 奥春日180520

テイカカズラ

s-ツルマサキ 奥春日180520

ツルマサキ


s-ツクバネガシ 奥春日180520

ツクバネガシ

s-コショウノキ 奥春日180520

コショウノキ

s-コシアブラ 奥春日180520

コシアブラ


観察草本

アギスミレ 春日奥山 2018-5-20 (002)

アギスミレ写真F氏

イナモリソウ (002)

イナモリソウ写真S氏

ギンリョウソウ (3) (002)

ギンリョウソウ写真S氏


s-ヤブタビラコ 奥春日180520

ヤブタビラコ

s-ミヤコアオイ 奥春日180520

ミヤコアオイ

s-ミズタビラコ 奥春日180520

ミズタビラコ


s-ニガナ 奥春日180520

ニガナ

s-タツナミソウ 奥春日180520

タツナミソウ

s-コナスビ 奥春日180520

コナスビ


観察生物 (情報提供F氏)


ミスジチョウ 春日奥山 2018-5-20 (002)[ミスジチョウ]
近年減少し、なかなか見れなくなった蝶です。
食樹はイロハモミジやオオモミジ等で春日山では見る事ができます。
この蝶なら近所の公園や草むらで見たよという方が多いと思いますが
ほとんどがフジやクズ等マメ科の植物を食草とするコミスジです。

オオゴキブリ イチイガシ切り株春日奥山 2018-5-20 (002)[オオゴキブリ]
春日奥山の切り倒された老木で日向ぼっこしていたオオゴキブリ
平野部や山間部の林の朽木の中に生息している大型のゴキブリです。
私たちが室内でよく目にするクロゴキブリやヤマトゴキブリは触角が長くゴキブリ科ですがオオゴキブリはオオゴキブリ科で触角が短いのが特徴です。

若草山三重目

若草山三重目



奈良の観光案内は「ならなぎ」

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よりみちクラブ 法隆寺界隈と宮大工の道具を訪ねよう

5月7日第11回よりみちクラブを開催した。よりみちクラブはボランティアガイドならなぎの所属であり、興福寺・東大寺・飛鳥・平城京に縁のある人物や遺跡に関連のある所を探索している。今回は近場の法隆寺界隈を見学した。終日大荒れの予報にも拘わらず、20名ほどの参加者がJR法隆寺駅に集まった。バスで法隆寺参道前のIセンター(観光案内所)に移動して展示中の「西岡常一大工道具」を見学した。案内は法隆寺ボランティアガイドのお二人で、H氏とI氏だ(H氏はならなぎのメンバー)。西岡棟梁は法隆寺をはじめ、薬師寺や法輪寺の修復・再建を手がけた現代の名工。文化功労章他 数々の受賞に飾られているが、何より木を知ることを大事にし もっとも飛鳥建築に近づいた宮大工棟梁であり、全国の宮大工が彼に教えを乞うために現場に集まったという。後継者を育てたということがすばらしい。ヒノキは千年経っても切った時と同じくらい強いという。300年経ったころに石灰化するからだそうだ。
次に法隆寺を見学した。用明天皇の病気平癒祈願のために607年に創建され711年に再建、世界最古の木造建築物である。宗派は聖徳宗。そういえば建築ばかりが有名で宗派が何かを知らなかった!雨は小降りで見学できないほどではない。よかった!南大門をくぐると中門があり回廊に囲まれた西院伽藍に続く。中門は耐震工事中で今年12月頃まで見学不可。塑像の仁王像を観られないのがとても残念だ。飛鳥の寺は中門に仁王像が配されているものだそうだ。法隆寺の特徴のひとつは五重塔と金堂が東西に横並びになっていること。塔の内陣には釈迦の入滅他、塑像群というより彫刻の山のように心柱を取り囲んでいる。金堂には有名は釈迦三尊像が安置されていた。尊顔は少し長めの大陸的な表情。飛鳥大仏に似ていると思った。大宝蔵院は鉄筋コンクリートの宝物庫だ。ここに あまりにも有名な玉虫の厨子や百済観音像が安置されている。すごい国宝が目白押しで頭の中がキャパオーバーになってきた。東大門のところで ようやくお昼ごはん。屋根のある休憩スペースでお弁当を広げる人、外食の人に別れ、2時に東大門で再集合となった。
後半は夢殿を見学する。聖徳太子の遺徳をしのんで建てられた八角円堂で奈良時代のもの。太子等身大の秘仏 救世観音像が安置されている。春季特別拝観中なので 拝顔することができた。秘仏だけに金箔がまだ剥げきっていなくて美しい。
あまりにも見所満載で時間が足りない!あとは中宮寺を見学するにとどめることになった。
中宮寺は聖徳太子の母 穴穂部間人皇后発願の尼寺。国宝 如意輪観音像が安置されている。
清楚で上品なアルカイックスマイルは世界の三つの微笑像とよばれているらしい。
飛鳥彫刻最高傑作である。空が暗くなってきた。バス停に急ぐ。王寺駅で15時解散した。

s-法隆寺金堂 南西角[法隆寺金堂]607年(推古15年)の創建当時の建物は、670年(天智9年)に火災で焼失。金堂の内部には、法隆寺の本尊、薬師如来を中心とする釈迦三尊像が安置されている。西院伽藍の中心となる施設、法隆寺 金堂。本尊がまつられた寺として最も重要な建物であると同時に、世界に現存する木造建築の中でも最古にあたる、由緒ある仏堂。この薬師如来は、他の多くの仏像と比べても独特です。特に特徴的なのが、アルカイックスマイルと呼ばれる、穏やかに笑みをたたえた表情。

s-国内最古の五重塔 法隆寺 [五重塔]創建は金堂などと同じく607年(推古15年)。天高くそそり立つ塔は美しく迫力たっぷりで、西院伽藍のシンボルとも言える。五重塔を構成する5つの楼閣を、下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)という。5層それぞれは独自の世界(思想)を示し、仏教的な宇宙観を表している。現存する木造建築の五重塔としては世界最古のものである

s-南大門 法隆寺

南大門

s-東側回廊(国宝)法隆寺

東側回廊


s-桂昌院の灯籠を説明するガイドの池田さん

桂昌院灯篭

s-法隆寺 夢殿

夢殿


s-中宮寺本堂[中宮寺]中宮寺は聖徳太子の御母穴穂部間人皇后の御願によって、太子の宮居斑鳩宮を中央にして、西の法隆寺と対照的な位置に創建された寺である。国宝菩薩半跏像(寺伝如意輪観音)はその金堂の本尊であり、天寿国曼荼羅は、その講堂本尊薬師如来像の背面に奉安されたものと伝えられている。飛鳥時代の彫刻の最高傑作であると同時に、わが国美術史上、欠かすことの出来ない地位を占める作品である。

s-中宮寺本堂正面

中宮寺本堂正面

s-中宮寺

中宮寺入口


文・写真 H.T

例会 飛火野コース

5月5日ならなぎ例会飛火野コースに参加した。昨日の強風が今日も少し残っていたが天気よく気持ちよく回れた。北円堂が特別開扉していた。明日までだ。木造弥勒如来坐像、木造無著・世親立像、木心乾漆造四天王立像が安置されており、すべて国宝である。薄暗くてよく見えなかった記憶がある。5月に入りすでに花が散り、実を付けている植物が増えてきたアセビ、カラタチ、トウカエデetc.飛火野に入るといつもの場所に「サギゴケ(白)」が咲いていた.。また我々の樹ナギが花を咲かせていた。連休中のこともあり、春日大社では参拝客(海外観光客)で大混雑していた。15時春日大社駐車場で終礼した。
s-カラタチ実 奈良公園180505

カラタチ実

s-トウカエデ実 奈良公園180505

トウカエデ実

s-アセビ実Ⅱ 奈良公園180505

アセビ実


s-タチバナ花 奈良公園180505

タチバナ

s-ナギ蕾 奈良公園180505

ナギ

s-イヌマキ雄花 奈良公園180505

イヌマキ


s-カラスビシャク 奈良公園180505

カラスビシャク

s-キランソウ 奈良公園180505

キランソウ

s-サギゴケムラサキサギゴケ

サギゴケ&ムラサキサキゴケ




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