飛火野に春の足音

３／１３は４月下旬の暖かさ、３／１４は２月の気温と温度差にして１０度くらいある日々が続きます。　その１４日に春を求めて寒い飛火野に出向きました。　しかし植物は正直でもう春の本番を告げていて、いろいろな花が春の装いを始めています。　
この写真は飛火野の花形「アオモジ」の花もチラホラと咲き始めていました。　　感動でした！ （T）

イヌガシの花とアセビの花の「春の饗宴」

満開のアセビの花を背に、暖かな日差しを浴びてくつろぐ鹿たち

シキミの可憐な花（？）咲き始めた

若狭に春を告げる「お水送り神事」

現在東大寺二月堂では「修二会」の行がおこなわれています。　この修二会の３月１２日に「閼伽井屋」で汲み上げる御香水は、３月２日に福井県小浜市の神宮寺から鵜の瀬で遠敷川に放たれる香水です。　「ならなぎ」はこの神事を見学に行き多くの感銘を受けて帰阪しました。　この写真は神宮寺本堂での神事模様です。　本堂前に立てかけているのは、松明行列に使用する中松明です。（T）　

神宮寺本堂前にて弓打ち神事。　勢いよく放たれた矢は、的をめがけて的を打ち抜く。

神宮寺本堂前の護摩壇に点火され、火が寒空の中高く燃え盛る。

延々と続く松明行列が、神宮寺より鵜の瀬へと向う。

神事のクライマックス。　鵜の瀬にて遠敷川への御香水送水神事。